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熊本大学との遺伝子検査の拠点形成プロジェクトを開始

熊本大学との遺伝子検査の拠点形成プロジェクトを開始

 アメリエフ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山口昌雄、以下 アメリエフという)は、熊本大学大学院 生命科学研究部 神経内科学分野および臨床病態解析学分野(以下、熊本大学)と「遺伝性疾患における遺伝子検査の拠点形成」について連携活動を行うことで合意し、遺伝性脳血管疾患 関連遺伝子検査の共同開発を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

 アメリエフは、これまでに専門性の高い遺伝子解析技術を用いて、研究機関や医療機関を顧客として、遺伝子情報の受託解析や、遺伝子情報を解析するためのシステム開発、遺伝子解析に関する研修サービスを提供してまいりました。これらの技術基盤を活用し、一人ひとりの遺伝子特性に合わせた医療をサポートする、ゲノム解析に基づく診断支援のための情報サービスを提供しています。
 また、熊本大学では、遺伝性疾患の発症予測だけでなく、血縁者を含めた早期発見・早期治療を目的として、地域の医療機関から依頼を受け遺伝子検査を実施しています。

 この度、両者のこれまでの活動と強みを生かし、アメリエフと熊本大学の連携により、従来の検査手法に最新の遺伝子解析装置を加え、遺伝子検査の診断技術向上と正確な診断を目指した共同開発をすすめ、地域と連携した遺伝子検査の拠点形成プロジェクトを開始することとなりましたので、お知らせ致します。
 第一歩として、神経内科の協力を得て、遺伝性脳血管疾患 関連遺伝子検査の共同開発を開始致します。対象となる遺伝性脳血管疾患は、神経内科がこれまでに診断体制を構築しており、遺伝子検査の実績があります。

 本件は、ベンチャー企業の発掘・育成プログラム「TECH PLANTER(テックプランター)」を運営する株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸幸弘)の継続的な支援のもと実現しました。アメリエフは、TECH PLANTERのメンバーとして、2016年にリアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。また、熊本大学は、リバネスとともに、熊本県、肥後銀行、熊本県工業連合会と5者で次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムを組成し、創業支援プログラム「KUMAMOTO TECH PLANTER(熊本テックプランター)」を推進しています。

 今後も、アメリエフと熊本大学は、幅広い遺伝性疾患の関連遺伝子検査の共同開発を順次進めるとともに、将来的には、様々な遺伝性疾患に対応する検査体制を構築することで、最先端のゲノム解析技術で熊本県の地域医療に貢献することを目指します。

● 印刷用PDFファイルダウンロード
熊本大学との遺伝子拠点形成プロジェクトを開始 [PDF 68KB] (2017年3月7日)
● 熊本大学ホームページ
http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016

 

<ご参考>
株式会社リバネス
事業内容 :知識製造業(科学技術を活用した事業創出支援、教育開発、人材育成、研究開発、海外展開支援など)
本社住所 :〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
自然共生型産業研究所:〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1 
熊本大学くまもと地方産業創生センターベンチャー支援室
資本金 :60,000千円
設立 :2002年
HP :https://lne.st/

TECH PLANTER(テックプランター)
株式会社リバネスが展開する、ベンチャー企業などからビジネスシーズを発掘し、事業化に向けたハンズオン支援するシードアクセラレーションプログラム。

KUMAMOTO TECH PLANTER(熊本テックプランター)
熊本県・株式会社肥後銀行・国立大学法人熊本大学・一般社団法人熊本県工業連合会・株式会社リバネスの5者が組織する「熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム」によって運営される、創業支援プログラム。

アメリエフ株式会社
事業内容:医療・バイオ研究データの解析およびデータベース開発/疫学調査・医療情報のデータマイニング
およびシステム開発/バイオインフォマティクスの導入支援・教育・コンサルティング
本社住所:〒108-0014 東京都港区芝4-12-2
資本金 :3,000万円
設立 :2010年
主要株主:リアルテックファンド、株式会社ユーグレナ、株式会社リバネス
HP :https://amelieff.jp/

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