アメリエフ株式会社

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第8回アメリエフオープンセミナー開催のお知らせ

開催趣旨

 がん遺伝子パネル検査の保険適用が決まってから半年が経過しましたが、次世代シーケンサー (NGS) を用いた遺伝子検査については、適切な薬剤への到達率が低いことによる費用対効果の観点や、一般への認知度の低いという観点から、現時点ではメジャーな検査方法とは言えない状況にあります。

 この状況を改善し、より広くがん遺伝子検査を普及させるには、NGSを用いた遺伝子検査が、すでに広く行われている他の検査方法と同程度に安定的かつ十分に品質管理されることが重要です。

 そこで本セミナーでは、遺伝子検査の「品質」に着目し、従来法で得られた結果とNGSを用いた遺伝子検査により得られた結果を比較し、実臨床へ応用されてきた、熊本大学病院 神力 悟 先生をお招きし、研究の中で見えてきた、NGSを用いた遺伝子検査の優れた点と気を付けるべき点の両側面についてご講演いただきます。

要旨

 この10年余りの間に、次世代シーケンサー (NGS) を用いたゲノム解析のスループットが飛躍的に向上するとともに、そのコストも大幅に低減された結果、国内でもNGSで得られたゲノム情報の提供が、診療行為の一環として位置づけられようになった。こうしたなか、体細胞遺伝子検査にせよヒト遺伝学的検査にせよ、ほかのあらゆる臨床検査と同等の検査品質管理手法の確立が求められるところである。NGSによる遺伝子関連検査において、検査前から検査、さらには検査後のプロセスのいずれかひとつでも適切でなければ検査として成立しない。しかしながら、これらのあらゆるプロセスを標準化する試みはようやく始まったところであり、十分とは言えないのが現状である。
 我々は、NGSによるヒト遺伝学的検査が秘めた可能性と問題点を洗い出すため、いくつかの遺伝性疾患を対象としたゲノム解析を行ってきた。その結果、検出された変異の臨床的意義に関して判断に迷うことを多く経験し、偽陰性・偽陽性に対する検証の難しさを実感してきた。一方で、比較的容易に、かつ一度により多くの情報を得ることのできるNGSが光明となりうるという発展性を改めて認識することにもなった。NGSのポテンシャルを最大限に発揮できるような統合的なプラットフォームを、これに携わるあらゆる医療スタッフや企業がともに育んでいくべきである。本講演では、我々の経験とともに、NGSを用いた遺伝学的検査に関する現状や展望に関して紹介する。

開催要項

講師 熊本大学大学院生命科学研究部 臨床病態解析学講座
熊本大学病院 中央検査部
神力 悟 先生
テーマ 次世代シーケンサー (NGS) を用いた遺伝学的検査に関する取り組み
日程 2019年12月3日(火)18:30-21:00 開場:18:00〜
場所 株式会社ユーグレナ 本社オフィス
〒108-0014 東京都港区芝5-29-11 G-BASE 田町3階
JR田町駅港南口から徒歩5分
定員 25 名
※定員を超えた場合、お申し込みを受け付けられない場合がございます。予めご了承ください。
参加費 500円
(メディア関係の方は無料)
お申し込み方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
主催 アメリエフ株式会社

 

プロジェクターで投影しながら進行していきます。
講演後に、簡単な軽食をご用意いたしますので、先生へのご質問や、ご参加の皆様と親睦を深める機会になりますと幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております!