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バイオインフォマティクス・サービス

バイオインフォマティクスとは、生物のデータを情報科学の手法によって解析する技術です。

バイオインフォマティクスでこんなお悩みはありませんか?

・解析に興味はあるが、生物を扱うwetな研究主体で、dry(データ解析)の経験がない。

何から勉強してよいかどんなコンピュータを用意すればよいかわからない。

実験の片手間にデータ解析をしていて進まない。

・解析できる人材がいないので(人員不足)データが溜まっている

・最新の手法に対応したいが、情報を調査し検討するリソースがない

・簡単な解析はできるが、相談できる相手がいないので、バイオインフォマティクスの専門家に困りごとを相談したい

プロセスを自動化し研究開発をスピードアップさせたい。

アメリエフがバイオインフォマティクス・サービスを提供する3つの理由

 バイオインフォマティクスは、生物学的データの解析・解釈を行う技術です。応用分野は広く、生命活動とそのメカニズムの解明に加え、疾患の原因や治療法の開発、個別化医療の発展、新たな病原体の特定など、創薬研究や遺伝子治療など多岐にわたります。では、アメリエフがバイオインフォマティクス・サービスを提供している理由は何でしょうか。

理由1:オミクスデータ解析技術で医学やバイオ産業の発展を加速させる強力なツール

 オミクスデータは、ゲノム、プロテオーム、メタボローム、エピゲノムなど、生物学的システムの多層的な情報を含む大規模なデータセットです。近年、測定技術の発展により低コストで入手可能になったこのデータの有効活用は、高度な情報技術と生命科学の融合によって実現します。バイオインフォマティクス技術を手に入れることにより、研究者は自らのデータを解析し、重要な知見を得ることが可能となります。

理由2:大規模データを用いた研究開発のデジタル基盤

 オミクスデータを扱うためには、膨大な計算処理が可能な計算機容量や、データ共有・保管・閲覧などを行うインフラ整備が求められます。過去には、個人のノートPCで解析が完結する場合もありましたが、現在では大規模なデータセットや高度な解析手法を扱うためには、専用の解析環境が必要です。高性能コンピューティングリソースやユーザビリティが高いインタフェースを含む解析インフラへ適切に投資することで、研究者がより研究に打ち込める環境を実現し、研究の効率と自由度を高めることができます。

理由3:創薬分野における水平分業とイノベーションを促進

 近年、新しい技術やアプローチを用いた新規医薬品の開発に注力するベンチャー企業、バイオ医薬品などの製造を行う医薬品受託製造企業への投資が加速しており、創薬バリューチェーンの水平分業が進んでいます。
 市場競争の中で優位性を確保するためには、創薬シーズの探索や評価を行うバイオインフォマティクスをはじめとする情報技術やコンピューターサイエンスが重要な役割を果たしています。創薬バリューチェーンのあらゆる企業や研究機関において、バイオインフォマティクスの専門知識を持つ人材の採用や育成が不可欠です。

 以上の理由から、私たちはバイオインフォマティクス・サービスを通して、バイオ、医学、創薬の加速とデジタル基盤の強化を実現し、研究の発展と人々の健康への貢献を目指しています。

 インターネットの普及に伴い、研究機関が提供するオンラインツールやフリーソフトにより、バイオインフォマティクスは身近なものになりました。例えば、National Center for Biotechnology Information(NCBI)が提供するGenBank、BLAST、Entrezなどで遺伝子発現やタンパク質立体構造を予測したり、UCSC Genome Browserで遺伝子配列や染色体構造を視覚化することができます。
 しかし、研究の問いに対する答えを見つけ出すためには、生物学、コンピュータサイエンス、統計学など多岐にわたる分野を習得し、急速に進化する技術や専門用語を理解し、時にはRやプログラミング言語を使いこなす必要があります。  私たちは、バイオインフォマティクス技術を身近にし、研究開発をより効果的かつ効率的に進めることを支援します。

バイオインフォマティクス・サービスの特徴

バイオデータを用いた研究開発のデータ解析に関するお悩みをトータルでサポートいたします
トレーニング   受託解析
【累計実績:1,100名以上】
入門から実践まで幅広い科目を提供します。
Web会議形式にも対応しています。

厚生労働省の「令和3年度がんの全ゲノム解析に
関する人材育成推進事業」に採択されました。

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  【累計実績:220件以上】
研究テーマにそったデータ解析を実施します。
結果はWeb会議を通して丁寧にご報告します。

データ特性に合った解析や研究目的を達成するための
試行を含むデータ解析に強みがあります。

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コンサルティング   データ解析システム
【累計実績:250件以上】
最先端の解析技術活用を検討するための
お困りごとを解決します。

調査・計画立案、データ解析実行と解釈を含め、
仮説検証の推進をご支援します。

詳しくはこちら
  【累計実績:270件以上】
実験機器やネットワーク環境にあった
最適な解析環境をご提案します。

サーバ選定やシステム開発を通して、
データの蓄積・分析・活用を支援します。

詳しくはこちら

導入事例

最先端のバイオインフォマティクス技術を用いて、研究・開発をトータルで支援します。

協和キリン株式会社 研究開発本部様

最先端の研究手法を、研究に取り入れたい。
そのためのノウハウ調査を専門家に委託することで
時間を有効活用。

◆バイオインフォマティクス・トレーニング◆
協和キリン株式会社 研究開発本部様

九州大学 池松 秀之 先生

複数検体から得られたウイルスゲノムと、
公開データベースなどのウイルスの配列とのクラスタリングや系統樹推定を定期的に実施したい

◆データ受託解析◆
九州大学 池松 秀之 先生

公益財団法人 競走馬理化学研究所様

次世代シーケンサを導入したが、
WET出身のため、何から始めてよいかわからなかった

◆コンサルティング◆データ解析サーバ◆
公益財団法人 競走馬理化学研究所様

協和キリン株式会社 研究開発本部様

コマンドを打つことなく、
簡単にNGSデータからビジュアライズした結果が
得られるシステムを構築したい。

◆システム開発◆
協和キリン株式会社 研究開発本部様

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