バイオインフォマティクス人材育成サービス
累計実績1100名以上
- 【主な実績】
- ・2010年:大学、企業、研究機関でのトレーニング事業を開始
- ・2015年:NBDC(バイオサイエンスデータベースセンター)主催の「バイオインフォマティクス人材育成カリキュラム(次世代シークエンサ)速習コース」にて講演
- ・2021年:厚生労働省がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業に3年連続で採択
大学や研究機関、企業の研究支援を行うデータ解析の専門家が、
バイオインフォマティクス人材育成をサポートいたします。
トレーニング受講形式は、平日に時間を確保できない方向けの「事前学習併用型」、豊富な応用科目からご選択いただける「同時双方向型」があります。
バイオインフォマティクス人材育成サービスとは
バイオインフォマティクス技術を活用した研究や事業を行うためには、データ解析に関する複合的な課題を分解し掘り下げ、それぞれの課題解決に適したバイオインフォマティクススキルを備えた人材が必要になります。アメリエフの人材育成サービスでは、3つのステップを軸にバイオインフォマティクス人材育成や研究開発支援を行います。
人材育成サービスの対象領域
求められているバイオインフォマティクス人材とは
アメリエフのトレーニングプログラムをご受講いただくことで、データに対する感覚を養い、問題解決の能力を高めることができます。これは、世界中で日々生み出される膨大なデータを研究で活用するうえで非常に重要です。アメリエフは、下記の3つの人材を目指すみなさまに向けたトレーニングプログラムを提供しています。
- 1)最先端のバイオインフォマティクスを活用できる人材
バイオインフォマティクスは、分子生物学的な問題と情報科学的な手法が交わる複合的な分野です。膨大な分子生物学的な問題と、多様な情報科学的な手法とがあり、そのすべての「交点」を深く掘りさげていくのは不可能です。
しかし、複数のオミックスデータを統合し包括的な理解を得ることが必要になっている近年の研究では、新しい「交差」に挑むためのスキルや計画立案の精度が非常に重要です。
バイオインフォマティクスは継続的に進化している分野であり、データ解析の最新のアルゴリズムは論文とともにオープンソースソフトウェアとして公開されます。アメリエフは、オープンソースソフトウェアの活用に重点を置いたトレーニングプログラムを提供しています。
- 2)データ解析経験を通して培える知識と感覚を持った人材
バイオインフォマティクスにおいて、理論的な理解と実践的な経験は、両方とも重要です。論文の理論を理解し、商用ソフトウェアやツールを活用することは価値がありますが、実際に手を動かしてデータ解析を行うことで、より深い理解と実践的なスキルを磨くことができます。
一連のデータ解析の流れを体験することで、実際のデータ解析において遭遇する具体的な問題や課題への対処について、実践的な洞察を得ることができます。また、異なる専門家や研究グループとのコミュニケーションを円滑にし、共通の言語を持つことができます。
アメリエフは、このような体験を提供するためのアプローチとして、オンラインプラットフォームを活用して、手順を簡略化し、受講者が容易にデータ解析を行えるようにしています。このような短時間でデータ解析を体験できるトレーニングプログラムは、初学者や非専門家がバイオインフォマティクスの基本を理解し興味を持っていただくきっかけとなっています。また、研究者や専門家にも、迅速なデータ検証や概念実証(Proof of Concept)に役立てていただいています。
- 3)研究のデータ解析を効率化できる人材
データ解析の効率化は、正確性と速度を向上させ、研究やビジネス上の意思決定をサポートする重要な要素です。エクセルやRでの作業も、繰り返し実行するデータ処理や解析の一部を自動化することで、作業の速度と正確性を向上させることができます。そのほかにも、データベース活用、公開データによる仮説検証、効率的なワークフローの設計、ライブラリやフレームワークの活用、分散処理を活用した処理速度の向上などを行うことで、驚くほどの効果が得られます。 そのためには、生物学的な知識に加え、統計学、プログラミングとコンピュータサイエンス、コンピューティングプラットフォームなど多くのスキルセットを組み合わせて取り組む必要があります。
アメリエフは、「ITインフラ」「プログラミング」「実験手法別の解析」の3つの領域から、お客様のスキルと研究目的に応じて科目を組み合わせることで最短ルートで学べるトレーニングプログラムを提供しています。すべての分野を丁寧に一から本を読んで学ぶには膨大な時間がかかりますが、効率よく必要な領域と深さを把握することができます。データ解析のスキルは一朝一夕には身につきませんが、実践に向けて納得いくまで調べたい内容や、繰り返し訓練すべきスキルを明確に認識できるようになる点もこのプログラムのメリットです。
お客様の声
大学臨床研究医(事前学習併用型トレーニング受講)
国立研究所研究員(同時双方向型トレーニング受講)
製薬企業研究員(同時双方向型トレーニング受講)