NGS変異検出
次世代シーケンサ(NGS; Next-Generation Sequencing)によるゲノムシーケンス結果からゲノム上の変異を検出します。
特徴
- ・様々な生物種に対応可能です。参照ゲノム・遺伝子情報が存在する場合、モデル生物種以外でもご相談ください。
- ・Rare variant検出のための、トリオ解析などの複数サンプル間比較や遺伝統計解析を行います。
- ・公開されているデータベース(既知SNP等)のアノテーションを付与することで、変異の評価や絞り込みに必要な情報を提供します(ヒトデータ)。
Variant database | HGVD(Human Genetic Variation Database ) ESP(NHLBI GO Exome Sequencing Project) 1kgp(1000 Genomes Project) dbSNP, etc. |
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Disease database | ClinVar ICGC(International Cancer Genome Consortium) Cancer Genome Project, etc. |
解析例
(1)次世代シーケンサを用いた疾患関連変異の探索
~多発家系および罹患同胞を対象とした、次世代シーケンサを用いた全エクソーム解析の実例~
公開データを用いて、4サンプルの全エクソーム解析を行いました。
トリオサンプル(両親、子供)から得られた全変異から疾患に関連する変異を絞り込み、さらに罹患同胞の変異情報を用いることで、疾患関連変異候補を2つまで絞り込むことができました。
(2)第37回バイオインフォマティクス勉強会
2014年9月18日に開催した「次世代シーケンス Exome-seq解析セミナー@札幌」では、精度の高い解析結果を出すためのポイントをご紹介しました。フリーソフトの使い方やコマンド操作などについて、実例を交えてお伝えしました。