Jupyterで始めるRNA-seq解析の自動化|解析環境構築
【講義概要】
次世代シーケンサを用いたRNA解析は多くの研究で行われており、さまざまな解析ソフトウェアが公開されていますが、「論文のmethodsを参考にバイオインフォマティクス環境を整備する」ハードルは高いのが現状です。
本セミナーでは、まず、転写産物の発現定量や品質管理、群間比較の統計的な意味についてご説明します。また、主成分分析による層別化解析を行い、特定のクラスターにおける群間解析を実施することで、サブグループ毎の遺伝子発現プロファイルを見る際の注意点を解説します。
次に、データ解析をするための、サーバ選定やソフトウェアのインストール、実行からプロトコルの記録まで、ご説明いたします。
データ解析の統計的な意味を復習したい、外注先から発現定量値を受け取った後の目途を立てたいといったお悩みを解消します。
※本動画は2023年4月20日に開催された勉強会のオンデマンド配信となります。
【こんな方におすすめ】
・オープンソースを用いたデータ解析を行いたい方
・公開データを使って遺伝子発現データ解析を始めたい方
・発現解析の基本を復習したい方
・発現解析の統計的な意味を理解したい方
・遺伝子発現プロファイリングを行い次の実験の仮説検証をすすめたい方
【講義内容】
・Jupyterの操作
・RNA-seq解析環境の整備
・Dockerとは
・JupyterによるRNA-seq解析