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網羅的遺伝子検査支援システムAmeliCure(アメリキュア)が 三重大学病院に採用されました

網羅的遺伝子検査支援システムAmeliCure(アメリキュア)が
三重大学病院に採用されました

 アメリエフ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山口昌雄、以下 アメリエフ)が提供するAmeliCure(アメリキュア)は、三重大学医学部附属病院(以下 三重大学病院)が2017年8月より開始する網羅的がん遺伝子検査「ミライ」の遺伝子検査支援システムとして採用されたことを、お知らせいたします。

【背景】
 網羅的がん遺伝子検査は、自由診療の枠組みで、大学やがん拠点病院などを中心に普及しつつある最先端の検査です。厚生労働省の「がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会」の報告書では、2018年度中にがんゲノム医療中核拠点病院に保険診療を導入、2019年度以降は実施医療機関を拡大するなど、具体的な方針が示されています。

 三重大学病院は、三重県唯一の特定機能病院として先進医療、高度医療を行う、地域医療の拠点病院です。2005年にオーダーメイド医療部を発足し、遺伝情報を活用し病気や薬剤感受性を診断して、一人ひとりに最適の医療を提供しています。

 2017年8月より、中央検査部、病理部、オーダーメイド医療部、遺伝子診療科、がんセンター、腫瘍内科など各科が協力し、遺伝性腫瘍にかかっている、もしくは、かかる可能性がある方やがん治療を受けている方を対象に、がん関連遺伝子変異を網羅的に解析する網羅的がん遺伝子検査「ミライ」を開始します。

 今回、情報解析専門家による検査支援と、網羅的遺伝子検査のさらなる精度向上を実現するソリューションとして、AmeliCureが採用されました。AmeliCureを導入することで、情報解析専門家による変異解釈、診断や治療に関わる情報の提供を迅速に受けることができます。また、患者さんの同意のもと検査を通して蓄積された臨床情報や遺伝子情報を、データベース化し分析することで、がん医療開発に向けた研究に活用することができます。

【AmeliCureの特徴】
 AmeliCureは、網羅的遺伝子検査の提供を目指す医療機関および企業向けの検査支援システムです。対象疾患は、遺伝性疾患、がん、希少疾患などから、ご指定いただけます。

特徴は、下記の4つです。

1. 疾患に関わっている遺伝子と変異が分かります

2. 病院内で実施する網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する唯一サービスです

3. セキュアなデータ解析システムを採用しています

4. 高精度データベースによる精度向上を実現します

 今回の採用は、熊本大学に続き、国内5カ所目となります。引き続き、全国の医療機関との連携を強めてまいります。アメリエフは、最先端のゲノム解析技術で、最先端のゲノム医療の普及と発展に貢献することを目指します。

<関連URL>
・三重大学医学部附属病院 中央検査部 プレスリリース ダウンロード

<アメリエフ株式会社>
アメリエフは、基礎研究・医療分野において、生命情報統合解析プラットフォームを提供するデータコンサルティングのリーディングカンパニーです。一人ひとりの遺伝的特性に合わせたゲノム医療の普及を目指し、病院内で実施する網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する唯一の企業として、ビジネスを展開しています。

・事業内容/実績

研究機関、医療機関、製薬会社を中心とした民間企業向けに、バイオインフォマティクスを駆使した高度なIT解析技術によるコンサルティング、最新鋭の生命情報解析システム、生命情報のデータサイエンティスト育成のための研修サービスなどを提供するバイオベンチャー企業。多数の基礎研究について論文化に貢献し、京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)など研究機関との共同研究を実施してきました。

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