アメリエフ株式会社

amelieff home > ニュース > ニュースリリース
ニュース | ニュースリリース
ロングリードシーケンスデータ受託解析サービスの提供開始

アメリエフ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山口昌雄、以下 アメリエフ)
は、これまでバイオインフォマティクスデータの受託解析として、NGSデータ解析、発現アレイ、SNPアレイに対応したデータ解析を提供し、ご好評をいただいています。このたび、ロングリードシーケンスデータ受託解析サービスの提供を開始したことをお知らせします。

【背景】
近年、DNAシーケンサ技術の発展により大量のデータが安価かつ短時間に入手できる時代が到来し、特にOxford Nanopore Technologies社のMinIONに代表されるようなロングリードシーケンサーは、世界的に急速に普及しています。同時に「シーケンスを外注したが、結果の解釈がむずかしい」「ロングリードシーケンサを導入したがデータ解析が難しくて進まない、論文用の図表が作成できない」などの要望が高まっています。
そこで、アメリエフではロングリードシーケンサー向けに、受託解析サービスを提供することとなりました。

【サービス名】
ロングリードシーケンスデータ受託解析

メニュー 用途例 基本解析 高次解析
全ゲノムロングリードシーケンサーによるがんゲノム構造変異解析 がんのゲノム変異、治療標的/悪性化マーカーを探索 ・正常細胞とがん細胞を比較し構造変異を検出
・挿入、欠失、逆位、転座等(融合遺伝子の原因となる変異)の検出
・クロモスリプシス検出
・OncoPlotによる変異が集積している遺伝子の探索など
・着目パスウェイ上の遺伝子における変異の蓄積の探索
ロングリードシーケンサーによるtandem repeat解析 Tandem repeat解析によって(主に精神・神経)疾患の重症化解析 ・Tandem repeatの検出
・遺伝子アノテーション
・健常人データなどのコントロールとの比較による疾患特異的なリピート数のTR検出
・複数サンプル(疾患群等)のTR検出結果統合、共通TR探索
ロングリードシーケンサーによる微生物ゲノム解析 COVID-19ウイルスゲノムデータの変異解析 ・アライメントデータ補正とバリアント検出
・遺伝子アノテーションおよび翻訳後タンパク質配列予測
・GISAIDデータベースから既存データ取得・実験データを追加した分子系統解析
・系統樹作成(可視化)に使用可能なデータ

【サービスの特徴】
・WEB会議による丁寧な解析手法と解析結果のご説明を通して、結果の解釈を支援いたします。
・研究目的にあわせて、柔軟にサンプル間比較や群間解析を実施します。
・同様の解析を実施するためのトレーニングや、解析の自動化、より深堀りした解析などをご提案します。

【メリット】
・ロングリードシーケンサーによるがんのゲノム構造変異解析やtandem repeat解析、微生物ゲノム解析など、研究テーマに応じた解析を実施いたします。

・中間報告では、解析結果をもとに最終的な解析方針を確認するため、想定通りの報告書を得ることができ、再依頼による時間・金銭的コストがかかりません。
・最終報告で解釈を含めて丁寧にご説明いたしますので、「結果の見方がわからない」といった困りごとを避けることが可能です。

【受託解析の流れ】
受託解析の流れ

ご興味のある方は、こちらよりお気軽にご連絡ください。

<お問い合わせ先>
アメリエフ株式会社
コーポレート部門 広報担当
E-mail:pr@amelieff.jp

ホーム » ニュースリリース » ロングリードシーケンスデータ受託解析サービスの提供開始