アメリエフ株式会社

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第3回アメリエフオープンセミナー「見つかったSNPの”意味”を知る方法」

 2012年に東北メディカル・メガバンク計画が開始され、岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)および東北大学東北メディカル・メガバンク機構の連携により、2017年3月に宮城県、岩手県の15万人を対象とした国内最大のゲノムコホートが構築されました。現在までにコホート参加者3,500人の全ゲノム解析(WGS)と23,000人以上の全ゲノムアレイ解析を実施し、公開や分譲、共同研究により国内の研究を推進しています。
 IMM 生体情報解析部門では、バイオインフォマティクス解析の支援やゲノム・オミックス情報を利用した個別化医療・個別化予防の実現に取り組んでいます。最先端のマルチオミックス解析や全ゲノム情報を利用した脳梗塞の新規発症リスク予測法の開発に加え、疾患とゲノムの関連解析の主流である全ゲノム関連解析(GWAS)についても多数の実績があります。
 本セミナーは、IMM 生体情報解析部門にて解析の最前線でご活躍されている須藤 洋一 先生をお招きし、全ゲノム関連解析(GWAS)とDBを活用したデータの解釈についてお話しいただきます。

開催要項

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 岩手医科大学 いわて東北メディカル・メガバンク機構
生体情報解析部門 特命助教 須藤 洋一 先生
テーマ 見つかったSNPの”意味”を知る方法
日程 2018年8月29日(水)18:30~20:00 開場:18:00
場所 港区立三田いきいきプラザ 集会所C
都営地下鉄三田線A9番出口より徒歩1分、JR田町駅より徒歩7分
定員 50 名
※定員を超えた場合、お申し込みを受け付けられない場合がございます。予めご了承ください。
参加費 1,000円
お申し込み方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
主催 株式会社アメリエフ

テキスト代を頂戴しております。プロジェクターで投影しながら進行していきます。
電源やネット環境のご準備はございませので、予めご了承ください。

勉強会の後には情報交換会(実費)を企画しております。情報交換や横のつながりを作る機会として、お楽しみいただければと思います。お時間の許す方は奮ってご参加ください。

皆様のご参加をお待ちしております!

取締役CTO 就任のお知らせ - ゲノム医療を加速させる体制を強化

アメリエフ株式会社は、2018年7⽉1⽇付で、臨床検査技師の資格をもつ三澤 拓真(みさわ たくま)が、取締役CTO (Chief Technical Officer)に就任したことをお知らせいたします。

【新任役員について】

アメリエフ株式会社 取締役CTO
三澤 拓真 Misawa, Takuma

2013年3月 私立北里大学医療衛生学部を卒業ならびに臨床検査技師の資格を取得。
2013年4月 横浜市立大学生命医科学研究科に進学、データサイエンスを学び始める。
2015年4月 博士後期課程に進学。
2016年4月 筆頭著者の研究論文が3報受理。退学後、アメリエフに入社。医学の基礎知識とデータサイエンスのスキルを活用し、国立大学法人 浜松医科大学とのがん遺伝子検査支援システムAmeliCure(アメリキュア)のβ版開発を牽引。
2018年7月 メディカルバイオインフォマティシャンとしての経験とスキルを活かし、ゲノム医療の発展に貢献するため取締役CTOに就任。

【コメント】
遺伝子解析の技術は日々発展を続け、その応用範囲は研究の領域を超え、いよいよ「ゲノム医療」の時代に突入しました。
ゲノム医療をより発展させるためには、高度な医療知識と医療技術をもった「医療機関」と、高度な解析技術を持った「企業・研究機関」が連携する必要があると考えています。
幸いなことに私は医学とバイオインフォマティクスのバックグラウンドがあり、互いに違う強みを持つ医療機関と企業・研究機関を橋渡しすることを使命として取り組んでおります。
基礎研究を礎に、ゲノム医療が実用化までこぎつけた現在、さらなるゲノム医療の発展と、バイオインフォマティクス業界全体を活気づけられるよう精進してまいります。

【アメリエフ株式会社】
アメリエフは、基礎研究・医療分野において、生命情報統合解析プラットフォームを提供する生命情報解析のリーディングカンパニーです。一人ひとりの遺伝的特性に合わせたゲノム医療の普及を目指し、病院内で実施する網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する唯一の企業として、ビジネスを展開しています。

・実績
研究機関、医療機関、製薬会社を中心とした民間企業向けに、バイオインフォマティクスを駆使したIT解析技術によるコンサルティング、生命情報解析システム、生命情報のデータサイエンティスト育成のための研修サービスなどを提供しています。これまで、多数の基礎研究の推進に貢献し、京都大学iPS細胞研究所など研究機関との共同研究を実施してきました。

・会社情報
本社住所:〒108-0014 東京都港区芝4-12-2
資本金:3,000万円
設立:2010年
主要株主:リアルテックファンド、株式会社ユーグレナ、株式会社リバネス
HP:https://amelieff.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
お問い合わせはこちらから

国立大学法人 浜松医科大学とがん遺伝子検査支援システムAmeliCure(アメリキュア)のβ版を開発

 アメリエフ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山口昌雄、以下アメリエフ)は、国立大学法人 浜松医科大学(以下 浜松医科大学)と、遺伝子検査結果に対する医学的な位置付けを検討する専門家会議「エキスパートパネル」での利用を想定したレポート作成システムのβ版を開発いたしました。

【背景】
 浜松医科大学は、静岡県の地域医学・医療の中核的役割を担う国立大学です。1974年設立以来、医学・看護学の教育及び研究の機関として、最新の理論並びに応用を研究し、臨床医・看護専門職並びに医学研究者・看護学研究者を養成し、医学および看護学の進展に寄与してきました。
 アメリエフは、基礎研究・医療分野において、生命情報統合解析プラットフォームを提供するデータコンサルティングのリーディングカンパニーです。一人ひとりの遺伝的特性に合わせたゲノム医療の普及を目指し、病院内で実施する網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する唯一の企業として、網羅的遺伝子検査支援システムAmeliCure(アメリキュア)を提供しています。

 2017年8月より、浜松医科大学とアメリエフは、両者のこれまでの活動と強みを活かして、「遺伝子検査データへのアノテーション付与およびクリニカルレポート作成の診療システム構築」に関する共同研究を進めて参りました。

【システム概要】
 本システムは、浜松医科大学が実施するがん遺伝子検査により、検出された遺伝子変化に適切な情報を付与し、診療に役立つ医師向けのレポートを作成するシステムとして開発されました。アメリエフが提供する遺伝子検査支援システムAmeliCureの技術をベースに、注目するべき遺伝子情報を抽出する機能、および、解析結果の可視化機能を加えることにより、データの選別にかかる労力の低減と視認性の向上を実現しました。
 本システムでは多種多様なデータベースから最新の知見に基づいた情報を提供することで、治療方針の決定や適切な薬剤選択をサポートします。

 AmeliCureは、2014年より北海道大学、熊本大学中央検査部、埼玉県立がんセンター、三重大学中央検査部の計4箇所の医療研究機関に導入されています。本件は、2017年7月の三重大学中央検査部に続き5箇所目となります。今後両者は、同システムの開発を皮切りにさらなる研究開発を進め、がんゲノム医療の進歩に貢献し、がん患者様とご家族の診断・予防・治療・予後に関する情報の精度向上を目指します。

【アメリエフ株式会社】
 アメリエフは、基礎研究・医療分野において、生命情報統合解析プラットフォームを提供する生命情報解析のリーディングカンパニーです。一人ひとりの遺伝的特性に合わせたゲノム医療の普及を目指し、病院内で実施する網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する唯一の企業として、ビジネスを展開しています。

・事業内容/実績
研究機関、医療機関、製薬会社を中心とした民間企業向けに、バイオインフォマティクスを駆使したIT解析技術によるコンサルティング、生命情報解析システム、生命情報のデータサイエンティスト育成のための研修サービスなどを提供しています。これまで、多数の基礎研究の推進に貢献し、京都大学iPS細胞研究所など研究機関との共同研究を実施してきました。

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