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次世代定量プロテオミクス技術(iMPAQT)を用いた新たな治療戦略【九州プロサーチ・アメリエフ・PHCホールディングス合同セミナー】

KPSL

参加申し込みを締め切りました

概要

 本セミナーでは、全タンパク質の絶対定量を可能にする高速ターゲットプロテオミクス技術(iMPAQT)について、九州大学 生体防御医学研究所 主幹教授 兼 ヒトプロテオーム研究センター センター長の中山敬一先生より、代謝ネットワークの全タンパク質を測定し、がんにおいて「第二のワールブルグ効果」と名付けた大きな代謝変化の発見とそれを標的にした新規治療法の開発についてご講演いただきます。
 また、九州プロサーチ 有限責任事業組合 職務執行者 執行役員 伊神 恒 氏より、このiMPAQTの受託サービスを提供する立場から、「代謝関連タンパク質一斉分析」及び「免疫関連タンパク質一斉分析」の2種類の大規模測定メニューを中心に、実際の受託解析に際しての条件などをご紹介します。
 アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄 氏より、バイオインフォマティクス技術によるプロテオミクスデータ解析事例や、研究室内におけるデータ解析環境の構築方法についてご紹介します。

プログラム

15:30〜15:35 開会のご挨拶
九州プロサーチ有限責任事業組合 職務執行者 執行役員  伊神 恒
15:35〜16:05 次世代プロテオミクス「iMPAQT」によるがん代謝の全体像の描出と難治がんの治療戦略
九州大学 生体防御医学研究所 主幹教授
九州大学 ヒトプロテオーム研究センター センター長 中山 敬一
16:05〜16:25 iMPAQT法をバイオ研究者の身近な解析に-受託サービスのご紹介
九州プロサーチ有限責任事業組合 職務執行者 執行役員 伊神 恒
16:25〜16:45 プロテオミクスデータ解析事例およびデータ解析環境構築のご紹介
アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄
16:45〜17:00 パネルディスカッション・Q&A

開催要項

日程 2021年7月30日(金) 15:30〜17:00
場所 オンライン ※前日中に参加用URLをお知らせいたします。
定員 500名
参加費 無料
申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
申し込み締切:7月29日(木) 12:00まで
主催 九州プロサーチ有限責任事業組合アメリエフ株式会社PHCホールディングス株式会社
次世代シーケンサー「DNBSEQ™シリーズ」向け解析パッケージを発売

 アメリエフ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:山口 昌雄、以下「アメリエフ」)は、このたび、PHC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森本 恭史、以下「PHC」)が販売するMGI Tech社製次世代シーケンサー「DNBSEQ™シリーズ(製品モデル:DNBSEQ‐T7、DNBSEQ‐G400、DNBSEQ‐G50)(*1)」に対応した解析パッケージの販売を開始しましたので、お知らせいたします。

 近年、がんや糖尿病、心血管疾患などの診断・治療を目的としたゲノム医療の普及に向けて、国をあげた取組みが推進されています。特に、遺伝子データ解析結果に基づき、患者さん一人ひとりの体質や病状に合わせた治療を行うがんゲノム医療においては、がん遺伝子パネル検査(*2)など、次世代シーケンサーを活用した最先端のゲノム解析技術の応用ツールが必要とされるだけでなく、抽出された遺伝子情報の高精度なデータ解析を、より効率的且つ経済的に実現するソリューションが求められています。

「DNBSEQ™シリーズ」は、DNAやRNAの塩基配列を大量に読み取り、遺伝子の変異や発現量などを正確に解析する次世代シーケンサーです。MGI独自のDNBSEQ™テクノロジー(*3)を採用し、DNB(DNAナノボール)技術(*4)を活用することで、DNAが安定的に増幅され、より高精度なシーケンシングと優れたコストパフォーマンスによる遺伝子解析を実現します。また、1日あたり60人分のヒトゲノム(*5)に相当する6TBのデータ処理能力を持つハイエンドモデル「DNBSEQ‐T7」から、コンパクトなベンチトップ型「DNBSEQ‐G50」まで取り揃え、幅広い研究および臨床応用ニーズへの対応が可能です。

 最先端のバイオインフォマティクス技術を有するアメリエフは、「DNBSEQ™シリーズ」に最適化した解析システムとゴールドスタンダードの解析パイプラインを提案する解析パッケージに加え、解析担当者向けの実践型トレーニングや、利用目的に応じた高次解析の導入など、微生物からヒトゲノムまであらゆる研究におけるデータ解析ニーズに応え、ゲノム研究のさらなる効率化を図る包括的なソリューションを提供します。

 アメリエフは、今後も生命科学研究の発展とゲノム医療の実現・普及に向けて、事業を推進してまいります。

(*1)DNBSEQ™は、MGIの商標。 製品に関する詳細:www.phchd.com/jp/biomedical/gene-analysis
(*2)がんに関連する遺伝子の変化を網羅的に調べる検査。
(*3)ナノスケール(1-10nm程度)のDNA構造体であるDNBに関連するすべてのシーケンス技術。
(*4)DNBを複製する技術。
(*5)生物が持つ全ての遺伝情報。


<アメリエフ株式会社について>

2009年に創業したアメリエフ株式会社は、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域で開発、製造、販売、サービスをグローバルに行うPHCホールディングス株式会社の日本における事業会社で、基礎研究・医療分野および創薬・バイオテクノロジー分野の研究開発において、生命情報統合解析プラットフォームを提供する生命情報解析のリーディングカンパニーです。一人ひとりの遺伝的特性に合わせたゲノム医療の普及を目指し、網羅的遺伝子検査に情報解析技術を提供する企業として、ビジネスを展開しています。
製品情報:www.amelieff.jp/selling/ngs-server/

<PHCホールディングス株式会社について>

PHCホールディングス株式会社は、傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス株式会社、エプレディア、株式会社LSIメディエンスなどを持つグローバルヘルスケア企業です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2020年度のグループ連結売上高は3,060億円、世界125カ国以上のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。www.phchd.com/jp

<PHC株式会社・バイオメディカ事業部について>

1969年に設立されたPHC株式会社は、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域で開発、製造、販売、サービスをグローバルに行うPHCホールディングス株式会社の日本における事業会社です。ライフサイエンス事業を行うバイオメディカ事業部では、CO2インキュベーターや超低温フリーザーをはじめとした研究・医療支援機器・サービスの提供を通じて、110カ国以上の科学者と研究者への研究支援に取り組んでいます。www.phchd.com/jp/biomedical/about-phcbi

【お問い合わせ先】
アメリエフ株式会社 コーポレート部門 広報担当
E-mail:pr@amelieff.jp

空間マルチオミクスが切り開く これからの疾患・創薬研究【ナノストリングテクノロジー・アメリエフ・LSIメディエンス主催セミナー】

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参加申し込みを締め切りました

概要

 膨大な遺伝子・生体分子に関わる情報が得られる疾患・創薬研究では、空間情報を反映した分子メカニズムの理解と活用が有効であり、また今後は必須であると考えられます。
 本セミナーでは、ナノストリング社 GeoMxを用いた空間プロファイリングについて、最先端の疾患研究の実例とデータを活用する上で必要なバイオインフォマティクスのアプローチについて紹介します。

プログラム

10:30〜10:35 開会のご挨拶
10:35〜10:55 NanoString GeoMxテクノロジ―のご紹介 ~組織微小空間における全トランスクリプトーム解析及び超高次プレックスタンパク質解析のご紹介~
ナノストリングテクノロジー リージョナルマーケットマネージャー 植松隆
10:55〜11:35 空間プロファイリングによる精神疾患病態の探索
東京慈恵会医科大学解剖学講座 教授 / 慶應義塾大学医学部解剖学教室 訪問教授 久保健一郎
11:35〜12:00 空間プロファイリングにおけるバイオインフォマティクス解析の実例と注意点
アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄

開催要項

テーマ 空間マルチオミクスが切り開く これからの疾患・創薬研究
~GeoMXによる分子プロファイリングとバイオインフォマティクス解析事例~
日程 2021年7月15日(木) 10:30〜12:00
場所 オンライン(Zoom Webinar)
定員 300名
参加費 無料
申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
主催 ナノストリングテクノロジーアメリエフ株式会社株式会社LSIメディエンス

ご相談・お問い合わせは、qtang@nanostring.com までご連絡ください。

クリニカルバイオバンク学会シンポジウムにてオンデマンドセミナーを開催します

アメリエフ株式会社はクリニカルバイオバンク学会にてオンデマンドセミナーを開催します。
本セミナーは、会期終了後(6月6日・7日予定)に録画した内容がオンデマンドで配信されます。

大会

大会名 第6回クリニカルバイオバンク学会シンポジウム
会期 2021年5月29日(土)〜2021年5月30日(日)
会場 オンライン

オンデマンドセミナー

タイトル 全ゲノム解析の医療応用に向けたバーチャルパネルへの取り組み
講演要旨 難病やがんの臨床現場において保険収載されたゲノム検査が開始されている。これらの検査では疾患原因となり得る数十~数百程度の遺伝子を対象としたターゲットパネル検査が実施される。一方で、患者の全ゲノムデータ(WGS)もしくは全エクソームデータ(WES)を読んで置き、検査目的に応じて対象遺伝子を選定するバーチャルパネル検査の手法も存在する。我々は、一般的なターゲットパネル検査とバーチャルパネル検査を3つの観点(①疾患原因の確定、②経済的合理性、③将来的な発展性)より比較検討した。

「①疾患原因の確定」に関し、バーチャルパネル検査はWGSもしくはWESのデータを読むことを前提とするため、ターゲットパネル検査よりも疾患の原因遺伝子を見落とす可能性が低い。また例えば、新規にOMIMに登録される疾患原因遺伝子は年間に約180件のペースで増加し続けているなど、疾患原因に関する科学的知見は増大し続けている。バーチャルパネル検査は科学的知見の更新に追随する形で患者データの再解析を行うことで、新たな疾患原因を特定することができ、診断確定率の向上に寄与し得る。またWGS, WESとの比較においては、偶発的所見が少なく、臨床検査に適すると考えられる。

「②経済的合理性」に関し、NGSで塩基配列を読むコストは、WGS>WES>パネル検査、の順に小さくなるが、近年、その差は急速に縮小しつつあり、近い将来、限りなく近接するとの報告が複数存在する。またNGS解析のコストを下げるには、1回の解析(RUN)で、多くの検体を同時解析することが重要である。この観点で考えた場合、バーチャルパネル検査であれば、異なる疾患患者の検体であっても同時にNGS解析することができる。これは特に、多様な病態を示す少数の難病患者の検体を迅速に解析する上で重要な特性となる。これにより、解析拠点の集約化を図ることが容易であり、ロジスティクスも含めたゲノム検査全体のコスト削減の余地が大きい。またWGS, WESの比較においても、バーチャルパネル検査はデータを解釈する際のコストが低く、経済的合理性が高いと判断される。

「③将来的な発展性」に関し、バーチャルパネル検査はWGSもしくはWESで読み取ったデータを蓄積し、再解析することを前提した手法であり、ゲノムデータの蓄積やその2次利用を促進する側面を持つと考えられる。また生涯不変であるゲノムデータの利用価値を最大化するには、人生の早い段階でゲノム情報を読んで置き、それをライフステージごとの要請に応じて活用するという姿があり得る。この未来のゲノム情報の活用方法はまさにバーチャルパネル検査と同じであり、この手法が将来においても重要であると考えられる。

我々は上記検討の結果、バーチャルパネル検査の社会実装を進めるべく、データ解析システムの在り方を含めた総合的な検討を行った。

※参加いただいた方のみ、オンデマンド配信を視聴できます。

厚生労働省 令和3年度がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業に採択されました

厚生労働省では、令和元年 12 月にとりまとめられた「全ゲノム解析等実行計画(第 1版)」において、全ゲノム解析等に必要な人材の一つとされている医学的知識を有するバイオインフォマティシャン等の育成を図り、全ゲノム解析等を推進することを目的とし、がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業を実施しています。

アメリエフ株式会社は、令和3年度がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業に採択されました。
がんゲノム医療中核拠点病院等の医師等ががんの全ゲノム解析等に必要なバイオインフォマティクスに関する基礎的な知識を習得できるよう、有識者等のご意見を踏まえながらテキスト等の作成、試行的研修会の実施等を行うとともに、バイオインフォマティクスの人材育成および普及活動に取り組んで参ります。

YouTubeにてサービス紹介動画を公開しました

アメリエフ株式会社の公式YouTubeチャンネルを開設しました。
今後、バイオインフォマティクスや製品に関しての動画を公開してまいります。

公式YouTubeチャンネル

新しい会社紹介動画を公開しました。
今回は、トレーニングサービスの紹介動画を製作しています。トレーニングの様子をデモを通してご覧いただけます。

Linux編「トランスクリプトームデータの解析をはじめよう」
RNA-seq編「ゲノムデータの解析をはじめよう」

マイクロバイオーム創薬の最新研究事例と今後の展望【メタジェン・アメリエフ・PHCホールディングス主催セミナー】

参加申し込みを締め切りました

概要

 腸管内に生息する腸内細菌叢がヒトの健康維持や疾患発症に深く関わることが近年の研究で明らかとなっています。特に腸内細菌叢由来代謝物質は、免疫系や神経系、代謝系を介して様々な機能をもたらすことが明らかとなっていることから、腸内細菌叢は体内における「もう一つの臓器」とも捉えられます。

 本セミナーでは、武田薬品工業株式会社の浜地氏より、米国ケンブリッジエリアを中心にマイクロバイオーム関連企業のアセット戦略と開発の現状について紹介します。また、武田薬品工業において複数のマイクロバイオームパイプラインが開発される中、その中でも注目度の高いLBPアセットについてCMC開発の観点から、課題および規制上の問題点等を研究者の目線で解説していただきます。
 株式会社メタジェンの福田氏からは、腸内細菌叢の機能に関する最新の研究の紹介と、腸内環境に基づく新たな医療・ヘルスケアの実現に向けた腸内デザインの重要性について紹介します。
 アメリエフ株式会社の山口からは、腸内細菌叢由来代謝物質が宿主の免疫細胞に及ぼす影響を、次世代シーケンサーを用いたシングルセルRNA解析とメタボロームとの統合オミックス解析によって明らかにする事例を紹介します。

プログラム

10:00〜10:05 開会のご挨拶
PHCホールディングス株式会社 大賀 拓史
10:05〜10:25 アメリカおけるマイクロバイオーム創薬の活動最前線
武田薬品工業株式会社 主席研究員 浜地 芳典
10:25〜10:45 腸内細菌叢がもたらす宿主恒常生と疾患
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO 福田 真嗣
10:45〜11:05 シングルセルRNA解析が明らかにする、宿主の免疫細胞活性パターン
アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄
11:05〜11:30 パネルディスカッション・Q&A

開催要項

テーマ マイクロバイオーム創薬の最新研究事例と今後の展望
日程 2021年5月28日(金) 10:00〜11:30
場所 オンライン ※前日までに参加用URLをお知らせいたします。
定員 500名
参加費 無償
申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
申し込み締切:5月27日(木)正午
主催 株式会社メタジェンアメリエフ株式会社PHCホールディングス株式会社
ゴールデンウィーク休業のお知らせ

平素よりアメリエフ株式会社のサービスをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

弊社では、2021年4月29日(木)~2021年5月5日(水)まで、ゴールデンウィーク休業とさせて頂きます。5月6日(木)より通常業務を開始いたします。

お問い合わせにつきましては、通常業務開始日より順次対応させていただきますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、当面の間、テレワーク勤務態勢をとっておりますので、メールにてご連絡いただけますと幸いです。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう宜しくお願いいたします。

「リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー 2021」を受賞しました

2021年3月6日(土)に開催された、株式会社リバネス主催第10回超異分野学会の「リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2021」にて、アメリエフが受賞いたしました。

リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤーは、「リアルテック領域における独自性、新規性、成長性の高い事業を手掛けるベンチャー企業」を表彰し、次世代の起業家へのロールモデルを提示することで、社会全体としてリアルテックベンチャーを生み出す意識の高揚を図ることを目的とする表彰制度です。

イベントの詳細はこちらからご覧いただけます。

今回アメリエフは、「ブースト部門」での受賞となりました。「生命科学研究の成果を社会実装」するというビジョンのもと、ヘルスケアサービスにおける臨床検査や創薬支援の強化に取り組んでおり、2020年9月PHCホールディングス株式会社のグループ企業となり、今後の成長がさらに期待できるとの理由により受賞しました。

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